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6月の保健だより
先月は夏日があり、急いで衣替えをされたご家庭もあったのではないでしょうか。
去年の服が小さくなり成長を感じる時ですね。
夏はあせも、おむつかぶれ、乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、とびひ、水いぼ等肌トラブルが増えます。
園でも、おむつかぶれのあるお子さんが増えてきました。
今回は、おむつかぶれのホームケアについてご紹介します。
おむつかぶれの対処法
①清潔
こまめなオムツ交換は、基本であるとともに最大の予防策です。
また、おむつ替えの際におしり拭きでゴシゴシこするのは避けましょう。
霧吹きを使って汚れを落としやすくしたり、ぬるま湯をたっぷり含ませたおしり拭きやコットンで、汚れを浮かして取るイメージでそっと拭きましょう。
②乾燥
肌が濡れた状態でおむつを履かせると蒸れてかぶれやすいので、おしりをよく乾かし新しいおむつを履かせます。
ぬるま湯でおしりを洗った後は柔らかいタオルで優しく押し拭きするように水分を吸い取りましょう。
③保護
おしりを清潔にしたあとは、 ワセリン、ベビーオイルなどの保湿剤で肌を保護します。
水分の多いローションはかぶれにしみることもあるので、油分が多い保湿剤がおすすめです。
保湿剤に治療の効果はありませんが、外部刺激から肌を保護するとともに肌のバリア機能を高めてくれる効果が期待できます。
皮膚に浸透させる必要はないので、塗るというよりはきもち多めの量を皮膚の上にペタペタのせるようなイメージで、優しく塗りましょう。
皮膚科で処方される軟膏も、同じようにのせるように塗るといいですよ。