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7月の保健だより

【 気をつけたい皮膚の病気 】

1. とびひ(伝染性膿痂疹)
病原体・原因 <黄色ブドウ球菌A群溶血性レンサ球菌>
感染経路 <接触感染>
潜伏期間 2~10日
症状 湿疹や虫刺され跡を掻いた部分に細菌感染をおこし、水泡ができる。水泡はやぶれ、広がっていく。
登園時の注意 皮膚が乾燥しているか、とびひの部位をガーゼで覆っていること。

2. 水いぼ(伝染性軟属腫)
病原体・原因 <ポックスウイルス>
感染経路 <接触感染>
潜伏期間 2~6週間
症状 いぼが数個~広い範囲にわたって多発する。体・手・足にでき、痒みを伴う。掻いて傷つけ、周囲の皮膚に広がっていく。
登園時の注意 いぼを掻いてしまっている部位はガーゼで覆っていること。

3. あせも(汗疹)
病原体・原因 <汗の管が詰まってしまい炎症を起こす>
感染経路 <うつらない>
潜伏期間 なし
症状 赤い小さなブツブツができ、痒み・軽い痛みを伴うこともある。
登園時の注意 感染性のものではないのでなし。

★汗・食物・ほこり・細菌等、皮膚には色々なものが付着します。刺激になるものは、優しく洗い流し、取り除きましょう。
そしてもっとも大切なのは、「保湿」です。保湿は皮膚のバリア機能を高めてくれます。早めのスキンケアで、楽しい夏にしましょう!
園でも子ども達の皮膚の状況を確認し、早めの皮膚科受診をお声かけしていきます。