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1月の保健だより

年末年始は楽しく過ごせましたか?

先月はインフルエンザA型・お腹の風邪のお子さんが多くみられました。

「お腹の風邪は移りますか?」と質問があったので、お腹の風邪についてお話致します。

 

お腹の風邪=胃腸炎 です。

 吐いてしまった、腹痛がある、軟便や下痢がある、食欲がない等の症状が続く胃腸炎。

胃腸炎は多種多様なウイルス・細菌が消化管に入って炎症を起こし、胃や腸の動きを悪くします。

風邪が移るように、お腹の風邪も移ります。

基本的には、「感染するもの」という認識も持ちましょう。

 そして、気を付けなければならないのが、ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルスによる胃腸炎です。

少ないウイルス量であっても感染力がとても強く、発熱・嘔吐・下痢症状も強く現れます。

乳幼児は脱水を起こしやすくなり、

そういった意味で登園前に医師の診察・登園可能かどうかの確認が必要となっています。

胃腸炎はウイルス・細菌等の原因によって感染力や症状に違いがあるものの、感染する病気です。

特に、乳児は注意が必要です。

予防するには、手洗い・うがいがとても大切です。

お子さんと一緒に日頃から習慣付けて行きましょう。

 

胃腸炎になってしまったら… 乳幼児は脱水を起こしやすいので、早めに受診しましょう!

 

★嘔吐・下痢症状があるうちは、水分摂取をこまめにしましょう。

1口飲み、30分以上様子を見て、少量ずつ与えましょう。

食事がとれるようになったら消化の良い物(お粥・うどん・スープ等)を与えましょう。

消化に時間がかかる乳製品・油物・柑橘類は控えましょう。

 

★感染性の胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルス)との診断があった場合ですが、

杉並区は登園許可意見書(医師が記載)が登園時に必要です。