おたよりinformation

8月 保健だより

暑い夏がやってきましたね。毎日こまめに水分補給をすることが大切ですが、冷たすぎる飲み物やアイスクリーム、糖分の多い飲み物は食欲不振や夏バテの原因につながるため注意が必要です。しっかりと栄養補給をし、しっかりと眠ることが大切です。環境と食生活に配慮し楽しい夏にしましょう。

熱中症はどうして起こる?

~体には熱を逃がす働きがある~

・運動すると、体がポカポカして汗が出てきます。皮膚の表面から熱を逃がしたり、汗を蒸発させて体温を下げたりして体内の温度が上がりすぎるのを防いでいるのです

~小さな子どもは~

・地面との距離が大人よりも近いため暑さの影響を受けやすいです。天気予報で出る気温は地上から150cmの高さで測っていますが、気温32.2度の時50cmの高さでは35度超。ベビーカーにいると結構な暑さを感じているのです。

熱中症を防ぐポイント

・暑さの厳しい1214時は炎天下を避ける

・なるべく日陰を歩く

・水分補給は前もって。子どもは「喉が渇いた」と言えません。何かする前に水分をとる

・暑さに体を慣らそう!熱いからと言って外に出ないと体が暑さに慣れずかえって熱中症のリスクが上がります。適度に外で遊んで暑さに慣らしましょう

・無理をしない。元気でも顔が真っ赤で汗をたくさんかいているのは、体内の温度が上がっているサイン。すぐに涼しい場所で衣服を緩めて、頭を低くした状態で寝かします。塩分・糖分を含んだイオン飲料をこまめに少しずつ与えましょう

・ベビーカーは日よけで空気がこもらないように。こまめに風を通してあげましょう

<熱中症の症状>

顔がほてる・体が熱くなる・吐き気・嘔吐・気分が悪くなる・重症だと意識障害

<経口補水液の作り方>

500mlに対し、塩1.5gと砂糖20g、レモン汁少々を混ぜてよく溶かすだけで完成です

※塩分濃度が高いので普段の水分補給には向いてません