おたよりinformation

2022年度8月 給食だより

ジリジリとした強い日差しと、蒸し暑さが特徴の夏本番がやってきました!夏のこの時季は厳しい暑さと高い湿度により、身体に熱がこもりのぼせてしまうことで、水分代謝が悪くなってしまいます。ついつい冷たい飲み物や食べ物を多く摂取してしまいがちですが、それが夏バテの原因になってしまっているかもしれません。楽しい夏を過ごす為にも、身体に優しい水分補給を心がけましょう!

姿

ごはんを食べる時、お子様達の姿勢が気になった事はありませんか?

猫背や、足をぶらぶらさせていたり、足を組んだり気になる姿勢はいろいろあります。いつかは本人が気になる時が来るから、そのままで大丈夫だと思っていると、今後の成長に関わってくるので注意が必要です。食べる姿勢は咀嚼力や食べ方にも大きく関係してくるので、望ましい姿勢で食べられるように心がけていきましょう!

離乳期

離乳食開始の合図の一つでもある『座れる』ということ。きちんと座れていないと、上手に食べることができないうえに、間違った嚥下方法を獲得してしまう恐れもあります。身体が横に斜めになった状態でカミカミすると、片噛みになり、後ろに反りかえっていれば飲み込めません。猫背になっていてもかみ合わせがずれたり、正常な嚥下ができません。身体はまっすぐに。そして、床に足がきちんとつくかつかないかで噛む力に差がでてきます。足裏がきちんと床について食べる場合と、足がぶらぶらして座って食べている状態とでは噛む力に15%の差があると言われています。離乳食の時期は足が短いので足裏が浮きがちですが、お子さまのサイズにあった椅子に座らせてあげましょう!

注意

自分でまだ座れない子を無理に座らせるのも成長によくありません。座れていない状態で離乳食をはじめても、上手く食べることができません。月齢だけで判断せず、口腔機能と身体がきちんと発達していることを確認して、その子の成長スピードに合わせて いろんな経験をさせてあげることが大切です!

乳幼児期

乳幼児期も離乳期と同じです。椅子に座らせて足が浮くようなら足置き(又は雑誌等)を置いて底上げして足裏がきちんと着くように調整します。足を組んだり、椅子に足を上げたり、悪い姿勢で食べていると噛む力は減り、消化吸収にもよくありません。しっかり足を地につけてご飯を食べましょう!よく噛むことは顎が発達し、きれいな顔に成長し、脳の発達にも繋がります。

姿勢良く座るポイント

深く腰かけた時にお尻と背中が背もたれについている

姿勢が安定しなければ、座面や背中にクッションやタオルを使用して安定させます

足裏が地面についている

高さ調整の出来る椅子ならばつくように合わせる。又は、足置き(簡易の箱やマットでも可)で足元を安定させます

机に手を乗せた時に肘が90度になっている

お腹から机の間は本人のこぶし一個分あけ、背筋が背もたれについている状態で肘が90度の状態ではない場合も座面の高さや机の高さを調節してあげます