おたよりinformation
保健だより 3月
たくさんの思い出でいっぱいとなった1年も締めくくりの季節となりました。
4月の頃に比べ、心も体も大きく成長した子供たち。4月から新たな気持ちでスタートが切れるように、残りの日々も病気やけがに気を付け、楽しく過ごしましょう。
しもやけ・あかぎれ
手を濡れたままにしておくと、しもやけやあかぎれになることがあります。
ハンカチを携帯する習慣を付け、手洗い後はしっかりと水分を拭き取りましょう。
就寝時はハンドクリームを塗った後にサイズの合う手袋とくつ下を身に着けることも予防につながります。
毎日お風呂でよく温まり、ビタミンEを含む食品をしっかりとりましょう。
にら、かぼちゃ、ほうれん草、卵、マーガリンなどがお勧めです。
室温管理・換気
部屋の中を温め過ぎると、空気が乾燥し、具合の悪くなる子が出てきます。
設定温度は18~20℃を目安に、なるべく足元を中心に温め、上半身は温め過ぎないようにしましょう。
また、1時間に1回は窓を開けて空気の入れ替えを行い、加湿器などで部屋の湿度を保ちましょう。
加湿器がなくても、室内に洗濯物を干したり、コップ一杯の水を暖房器具の近くに置いたりすることで、部屋が乾燥しにくくなります。
睡眠が大切な理由
「人生の1/3は睡眠」と言われるように、人間は毎日8時間程を睡眠にあてています。
睡眠は一日中使っていた脳と体の疲労を取り除き、病気やけがをした時は治す力を高め、回復を早めてくれます。
また、「寝る子は育つ」と言われるように、十分な睡眠が体の成長を促進します。
特に夜の10時から2時の間は、成長ホルモンがたくさん分泌されます。
睡眠が足りないと…
食欲がなくなる、集中力がなく一日中ボーッとしている、あくびばかりしている、イライラ・不機嫌…と、生活リズムの崩れを招きます。
また、睡眠不足が続くと、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなります。
眠れない時は…
布団に入っても子どもがなかなか眠くならない様子の時は、ホットミルクのような、胃に優しくお腹が温まる物を飲ませてみましょう。
温まることで眠りを誘いやすくなるようです。