おたよりinformation

6月の保健だより

じりじりと日差しが強い日々が続いていますね。
保護者の皆様、紫陽花の花も色づいて、梅雨の時期に入ります。
じめじめとした暑い日が続くようになります…。
気温・温度も高くなり、また天気も変化しやすい季 節です。この時期も、体調をくずしやすいので注意が必要です。梅雨にも負けない様、体調を整えて毎日元気に過ごしていきましょう!!

食中毒について

食中毒について、今一度みなさまにもお伝えします。ご自宅でも、ご注意して下さい。
食中毒は細菌の活動しやすい温度と湿度(25℃以上、70%以上)がそろっている、6~9月にかけて多く発生します。

①食中毒の予防対策
1:食中毒の三原則(付けない、増やさない、死滅させる)を守りましょう
・つけない…食中毒の菌がつかなければ、増えることもなく食中毒も起こりません。
・増やさない…食中毒の菌が増えるには栄養・水分・温度が必要です。
O157は室温だと15~20分で2倍に増えます。
・死滅させる…食中毒の菌は一般的に熱に弱いので、加熱すると死滅します。
一般細菌:中心を85℃で1分以上加熱する。
ノロウイルス:中心を85℃で1分以上加熱する。

2:石鹸で手を洗いましょう
・液体石鹸を使い、流水で洗います。
・手ふきタオルは、個人専用またはペーパータオルを使います。
・トイレ後、食事の前、外であそんだ後、動物に触った後は、手を洗います。
・下痢便の排泄処理時は、使い捨て手袋を使用し、処理後は速やかに液体石鹸を使い流水
で手を洗います。

②健康管理を大切に
日頃から子どもの健康観察を十分に行い、便の状態・におい・回数・その他の症状を観察しましょう。
保育園では生肉や生魚、生卵が食事に提供されることはありませんが、日本では魚介類にとどまらず、鶏肉、牛肉、卵などを生で食べる習慣がありノロウイルス、カンピロバクタ―、サルモネラ菌、腸管出血性大腸菌が付着したままで食する事による食中毒が少なからず認められています。
乳幼児は、病原菌に対する抵抗力が弱い為、大人と同じ物を食べて子どもだけが食中毒を起こす事もあり、また、大人よりも重症化しやすくなります。

 

暑さに負けない体づくり

  • 汗をかく

毎日体を軽く動かして、しっかり汗をかける体づくりをしておきましょう。汗をかいた後は、しっかり水分をとりましょう。

  • 暑さに慣れる

少しずつ、体を暑さにさらして、ならしていきましょう。