おたよりinformation
保健だより 1月
皆様、新年あけましておめでとうございます。
新しい1年がスタートしましたね。
今年の目標は立てましたか?
年の始めだからこそ、健康についての目標も一緒にたててみませんか。
咳をしている時は・・・
咳は体質的なものや、治療が必要となるもの、気管に異物が詰まった時など、様々な原因があります。
咳の種類や熱、嘔吐など他の症状も出ていないかをよく観察し、対応しましょう。
咳がひどい時は・・・
・蒸しタオルを顔の前に広げて、湯気を吸わせる
・室温は20℃前後に、湿度は50~60%くらいにする
・野菜スープや麦茶を少しずつ、回数を多く与える(刺激になるので柑橘系や冷たい物は避けましょう)
・睡眠時、クッションなどを使って上半身を高くする
うんちは健康のバロメーター
毎日うんちをすることは、とても大切です。
排便のリズムは人によって様々ですが、定期的に排便できるように、規則正しい生活を心がけましょう。
よいうんちを出すために
・朝ご飯は、毎日きちんと食べましょう
・野菜で食物繊維をしっかりとりましょう
・水分をたくさんとりましょう
・運動をして、腸の動きを促しましょう
バナナうんち・・・黄色がかった茶色で、においの少ない健康的なうんち
コロコロうんち・・・水分・野菜不足、運動不足で便秘気味
水っぽいうんち・・・食べ過ぎ、冷たい物の飲み過ぎ、体調不良
うんちの色に注意!
赤みの強いうんちや黒みの強いうんちは出血の可能性があります。
うんちの色も毎日チェックしましょう。
下痢をした時は…
便の状態を確認します。
色、固さ、血液が混じっていないかなどをチェックし、受診する時に説明できるようにします。
便の写真を撮り、医師に診てもらうのもよいでしょう。
下痢の時の食べ物
おかゆ、うどん、野菜スープ、バナナ、りんごのすりおろしなどが適しています。
生野菜や、柑橘系の果物、バターの多いパン、油っこい物、消化の悪い物は避けましょう。
子どもは胃腸が未熟なので、よく下痢になります。
ノロウイルスやロタウイルスを伴う下痢は、周囲への感染を防ぐため、迅速に処理しましょう。
クループ症候群
発熱や咳、喉の痛みなど、かぜとよく似た症状が現れますが、声帯の下が腫れ、喉頭が狭くなるため、呼吸困難を起こします。
特に息を吸う時に苦しくなり、咳込んだ時に、「ケーンケーン」と犬が鳴くような乾いた咳が出ます。
乳幼児は病状が急変しやすく、呼吸困難を起こすこともあるので、この咳が出始めたら、すぐに受診しましょう。
ご家庭では、部屋の湿度を上げ、やや頭を高くして寝かせましょう。
咳込む時は、体が少し前屈みになるようにして胸や背中をトントンと軽くたたくと、呼吸が楽になるようです。