おたよりinformation
給食だより 7月
ジリジリとした日差しが肌に刺さるほどの暑さです。食欲も落ちてきますが、夏バテ予防の為に「朝・昼・夕」の食事を心がけ、よく遊び、よく眠り、体のリズムを整えて、楽しく夏を乗り切りましょう。
☆完食よりも経験を☆
「用意した料理は全部食べて欲しい」料理を作った人はきっとそう思うはずです。用意したから、という思いだけでなく、野菜は体に良いから、好き嫌いはいけないから。とお子様の将来のことを考えての事だと思います。すると、つい「全部食べないといけない」と、いつの間にか「いけない」口調になってしまいがちです。
「何でも食べないといけないよ」と言いたくなってしまいますが、そこはぐっとこらえて、食べる食べないに関係なく色々な食材を経験して、世界にはこんな食べ物があって、こんな匂いでこんな食感なんだ、と言う経験を子どもには積み重ねていってほしいなと思います。例えば、夏野菜のオクラならば、「ネバネバしているね。種が入っていて、切ったらお星さまの形だね。そうか。○○ちゃんはネバネバが嫌だったんだね」とどんなことを感じたのか聞いてあげ、「そのうち食べられるようになったらいいね」というおおらかな気持ちで受けとめたいなと思っています。そして、給食はそういった機会を作る場所でありたいなと考えています。
6月食育活動報告☆
りす組はきゅうりを触りました。職員が「つんつん」してみてと、声をかけると、ぽつぽつとしたキュウリの部分をツンツンと触っている様子が見られ、徐々に野菜の形を認識しているのかな?と感じました。こあ組みは、インゲンの筋とりです。赤ちゃんも食べられるように小さくしてねと伝えると、力いっぱいインゲンを折る様子が見られ、中から小さな豆が出てくると一生懸命豆を集め興味深そうに観察しているようでした。ぱんだ・きりん・くじら組は毎年恒例の梅ジュースづくりです。「いいかおりー、あまいにおい、梨みたい」と様々な感想が聞かれ、ジュースの出来上がりを楽しみにしている様子でした。
☆今月のレシピ 梅ジュース☆
<材料>出来上がり約1L~1.5L
- 青梅:1kg
- 氷砂糖:1kg
- 竹串
- 密封瓶
- 清潔な布巾もしくはキッチンペーパー
・作り方
- 青梅をよく洗い、布巾で水分を拭き取ります。
- 竹串で梅のヘタを取り除きます。
- アルコール消毒もしくは熱湯消毒しておいた密封瓶に氷砂糖・梅を交合に詰めます(氷砂糖で梅が挟まれるように詰めると良いそうです)
- 冷暗所にて保管し、毎日観察しつつ瓶を振ってまぜ、全ての氷砂糖が溶けたら完成です。