おたよりinformation
ほけんだより 11月
気温もぐんと下がり肌寒い季節となりましたね。
鼻水や、咳の出ているお子様も増えてきたように思います。しっかりと体を動かし体力をつけ、美味しい食事を3食しっかりと食べ、風邪に負けない体づくりをしましょう。
鼻水のおはなし
季節の変わり目やアレルギーなどにより、子どもは鼻水が出やすくなります。鼻水の他に、発熱、喉の痛み、食欲不振、黄色や緑色の粘り気のある鼻水が続くなどの症状があれば病院で診てもらいましょう。
どうして鼻水が出るの?
鼻水は体を守るために必要なもので、鼻や喉に付いたウイルスを排除するために出るものです。また、炎症を起こした鼻の粘膜を守る役目もあります。
小さい子はこまめに吸い取ってて!
まだじょうずに鼻をかめない子は、ティッシュでこまめに拭いてあげたり、鼻水吸引器などを使って吸い取ってあげたりしましょう。また、頻繁に鼻水を拭いていると、鼻の下の皮膚が赤くただれてくるので、その場合は炎症を抑える軟膏を塗ってあげましょう。
鼻がかめるようになったら…
自分で鼻をかめるようになってきたら、片方ずつ、軽くかむように習慣付けましょう。強くかむと、耳を痛めてしまったり、炎症がひどくなったりすることがあります。
また、鼻が詰まっていて鼻水が出ない時は、水分をこまめにとり、部屋の湿度を調節しましょう
― 子どもの肌について ー
子どもの肌は大人に比べて薄く、ちょっとした刺激でも肌トラブルに繋がります。季節を問わず肌が乾燥しやすいですが、この時期からは特に乾燥しやすいため注意が必要です。また子どもは、皮脂分泌が少ない為、乾燥しがちになります。乾燥肌になると、皮膚のバリア機能が低下し肌にトラブルを起こします。
そして、乾燥肌が続くと肌が刺激を受けやすくなるため、少しの刺激にも敏感に反応します。少しのひっかき傷で赤く腫れたり、傷になりやすく治りにくくなる、虫刺され痕が赤く大きく広がる等の原因になります。子どもは、体は小さいですが汗腺の数は大人と同じ数だけあるといわれており、新陳代謝が良く汗や垢、埃で汚れやすくなります。
お風呂で、汚れをしっかり落としお風呂上りには保湿クリームをたっぷり塗りましょう。
1日に数回、ご自宅で保湿クリームを塗ってあげてください。
お風呂の温度が高すぎることも乾燥の原因につながる為注意しましょう。
この時期は薄着の服装で
肌寒く感じる朝が増え、ついつい子どもに厚着をさせたくなります。
しかし、本格的な寒さを迎える前のこの時期に薄着の習慣を付けておけば、かぜを引きにくい体になります。外気を肌で直接感じることで自律神経が整い、病気への抵抗力が高まるからです。“大人より1枚少なめ”を目安に、薄手の衣服を重ねるなどして、じょうずな体温調節を行いましょう。