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給食だより 8月

今年の夏は気温や湿度が急変した為、感染症が流行し体調を崩す方が増えたようですが、皆様はいかがおすごしだったでしょうか?これから夏本番です。まだまだ暑くなると聞いただけで疲れてしまいますが、一日三食食べて、元気に過ごしましょう!

☆7月の食育

ひよこ組、りす組はお魚を近くで観察しました。もっと怖がってしまうかなと思っていたのですが、物怖じせず、積極的に手を伸ばしていました。こあら組もお魚を観察しました。水族館でお魚を見ているせいでしょうか、こちらも、「くちだ、しっぽ~」と、興味津々でウロコの感触も確かめていたようです。いつもお皿にのっているお魚がこのお魚だと気づいたでしょうか?

ぱんだ組はお魚の解体ショーの見学をしました。スーパーで丸々一尾お魚が売られていることもありますが、お魚屋さんが目の前で捌いて切り分けてくれるお店も少なくなりました。怖がってしまうかなと思っていましたが、「かわいそうね~。でも食べないと栄養が取れないんだよ」と大人顔負けの会話も聞かれ、驚かされました。「そうだね、だから食べるときにはありがとうの気持ちでたべようね」とぱんだ組さんとお話をしました。

☆感触よりも経験を!!

「用意した料理は全部食べて欲しい」料理を作った人はきっとそう思うはずです。用意したから、という思いだけでなく、野菜は体に良いから、好き嫌いはいけないから、とお子様の将来のことを考えての事だと思います。すると、つい「全部食べないといけない」と、いつの間にか「いけない」口調になってしまいがちです。

「何でも食べないといけないよ」と言いたくなってしまいますが、そこはぐっとこらえて、食べる食べないに関係なく色々な食材を経験して、世界にはこんな食べ物があって、こんな匂いでこんな食感なんだ、と言う経験を子どもには積み重ねていってほしいなと思います。例えば、夏野菜のオクラならば、「ネバネバしているね。種が入っていて、切ったらお星さまの形だね。そうか。○○ちゃんはネバネバが嫌だったんだね」とどんなことを感じたのか聞いてあげ、「そのうち食べられるようになったらいいね」というおおらかな気持ちで受けとめたいなと思っています。そして、給食はそういった機会を作る場所でありたいなと考えています。

餃子 幼児の1人前(3個)

豚ひき肉・・・30g     キャベツ・・・10g       ねぎ・・・・・5
にら・・・・・2g       にんにく・・・0.1g       しょうが・・・0.1

  1. キャベツ、ねぎ、にらをみじん切りにします。
  2. 豚ひきに肉に にんにく、しょうが、しょうゆ、ごま油を入れ、よく混ぜたら、野菜を全て入れよく混ぜ合わせます。
  3. 具をかるくまるめ、餃子の皮で包みます。(皮の端に水を付けると皮が閉じやすくなります)
  4. フライパンに油を熱し餃子を並べたら、中火で軽く焼き目を付けます。水を加え、肉に火が通るまで蓋をして蒸し焼きにします。
  5. 皿に盛ったら完成です。(お好みで酢醤油などご使用ください)