おたよりinformation
給食だより 7月
気温はそれほど高くないのに、湿度が高いととても息苦しいような気がします。夏の始めは、暑さに身体が慣れていないので、汗を上手にかけず、熱中症になりやすいと言います。スポーツドリンクで水分補給をする姿がよく見られますが、日常での水分補給には糖分が多すぎるそうなので、こまめに水や麦茶を利用すことをお勧めしています。
☆6月食育活動報告☆
ひよこ組は「これはなんだろう」と驚いた顔をしつつ、指先でつんつんと感触を確かめていました。りす組はゼリーを配ると早速手を伸ばし、型抜きやままごとの包丁でお料理ごっこを真剣に取り組んでいました。びっくりするくらい集中してくれ、静かな食育でした。こあら組は寒天ゼリー屋さんごっこです。好きな色のゼリーを型抜きしてお皿に盛りつけます。「冷たーい」と話しながらいろいろな形に型抜きしていました。ぱんだ組は恒例の梅ジュースです。「次にやるひとー」と職員が声をかけると、「はい、はい」と積極的に参加してくれ、後日も「ジュースできたー?もう飲める―?」と毎日聞いてくれます。梅ジュースは現在進行中で熟成しています。出来上がりが楽しみです。
☆窒息事故☆
最近窒息による乳幼児の死亡事故のニュースを多く聞きますがそのたびに心が痛みます。保育園では、「丸くて張りのあるつるッとしたもの」(ミニトマトや巨峰など)は提供しないように、「もちもちとして、噛みきりにくいもの」(白玉団子など)には豆腐や小麦粉を混ぜて、粘着性を弱くし歯切れをよくして、りんごは18ヶ月までは加熱して、、、と、できる限りの工夫をしています。しかし、子ども達(特に乳児)はさっきまでモグモグ食べていたのに、振り返ったらうつらうつらと眠っていることがありませんか?過去の窒息事故でも「授乳後ゲップがしっかりできていなかった・眠りながら食べていた・食べ物が口の中に入ったまま横になった」と、口腔内や食道が未発達故に起きてしまった事故もあるようです。もう、4歳・5歳になったからと思わずに、表情が見える距離で食事を見守ることはとても大切だと再認識しております。ご家庭でもどうぞお子様の食事は表情が見える場所で見守ってあげてください。
☆梅ジュース☆
梅ジュース作りを幼児クラスで行いました。ご自宅でもいかがでしょうか?
<材料>出来上がり約1L~1.5L
- 青梅:1kg
- 氷砂糖:1kg
- 竹串
- 密封瓶
- 清潔な布巾もしくはキッチンペーパー
〈作り方〉
- 青梅をよく洗い、布巾で水分を拭き取ります。
- 竹串で梅のヘタを取り除きます。
- アルコール消毒もしくは熱湯消毒しておいた密封瓶に氷砂糖・梅を交合に詰めます(氷砂糖で梅が挟まれるように詰めると良いそうです)
- 冷暗所にて保管し、毎日観察しつつ瓶を振ってまぜ、全ての氷砂糖が溶けたら完成です。