おたよりinformation

保健だより 9月

残暑は厳しいものの、朝夕の涼しい風に秋の気配を感じるようになりました。
大きな事故もなく夏を満喫したのだなと、少し日焼けをした子どもたちを見てどこか大人っぽくなったなと嬉しく思います。
残暑を乗り切り、元気に過ごしていきましょう。

 

▽皮膚のケア▽

子どもは新陳代謝が活発で、たくさんの汗をかきます。
放っておくと皮膚(ひふ)のトラブルにもつながるので、体を清潔にして快適な毎日を送れるようにしましょう。
下記の他に濡れタオルで優しく拭き取ることも効果的です。
汗をかいたら、こまめにシャワーを浴びましょう。
お風呂上がりは、バスタオルでしっかり体を拭きましょう。
あせもができている時は、上から優しく押さえて水気を取ります。
乳児には、お風呂上がりの清潔な状態で、保湿クリームをつけましょう。

お風呂での注意

子どもの皮膚はとてもデリケートです。大人が気持ちよく感じるお湯の温度でも、子どもには熱過ぎることがあります。
また、熱過ぎるお湯に長時間浸かると、皮膚の表面の脂が洗い流されて肌が乾燥しやすくなり、かゆみの原因にもなります。
38~40℃を目安としたぬるめの温度設定にしましょう。

正しい体温の測り方

正しく測定するための注意点

体温は、動いた後や食事の後、また気温によって一日の中で変動します。
測定は脇の下や耳で測定するのが一般的で、正確に測定するには、運動後や食後を避け、測定中は体温計の位置を変えないようにしましょう。
お子さまの平熱を知っておくのも大切です。

耳で測る体温計の場合

正しく測るために、鼓膜にきちんとセンサーを向けましょう。
脳内温度は37~38℃あるので、脇で測るよりも高めに測定されます。
また、耳垢が溜まっていると正確に測定することができないので気を付けましょう。