おたよりinformation
20230113 保健だより
今年も保健活動へのご協力ありがとうございました。これから一番寒い時期を迎え、より一層体調管理が大切になってきます。年末年始も健康に楽しく過ごせるように、引き続き基本的な感染予防行動をとりつつ、食事・運動・睡眠のバランスを大切にしていきましょう。来年も元気な子どもたちと会えるのを楽しみにしています。
体調で心配なことがありましたら、いつでもお声がけください。
冬場に多い『おう吐・下痢』
この時期、気を付けたいのが「ウイルス性胃腸炎」。ノロウイルス、ロタウイルスなどに感染すると、おう吐と水のようなひどい下痢が起こります。高熱はあまり出ませんが、おう吐や下痢で体内の水分が失われ、脱水症状になると危険です。何よりもまず水分補給を心がけ、安静にして過ごしましょう。
おう吐・下痢のケア
・子ども用イオン飲料や湯冷ましを少しずつ与える。(×牛乳・×ジュース)
・おしりはこすらずにお湯で洗い、タオルで軽く押さえて水分をふき取る。
港区内では感染性胃腸炎の報告が増加しています。
ウイルス性胃腸炎の消毒にはアルコール消毒が効かないため、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白)を薄めた消毒液での拭き取りや、衣類など色落ちするものは85℃以上の熱湯に1分以上つけてから洗濯をして下さい。
鼻水について
鼻水が出る原因は、風邪やアレルギーなど様々です。また、加湿や異物を外に出す役割があります。
鼻水が出る時の家庭でのケアのポイント
・鼻かみができる子どもは、片鼻ずつゆっくり少しずつ鼻をかみましょう。
・鼻かみが難しい子どもは、吸引してあげましょう。眉間から鼻の穴に向かって優しく鼻水を押し出すと出やすくなります。
・鼻づまりで咳が出る寝苦しそうな時は、肩の下に枕を入れるなど上半身を高くして、適宜水分補給しましょう。常温か白湯がいいでしょう。
・加湿により鼻水を出しやすくなります。お風呂で体が温まると鼻の通りが良くなります。
・スキンケアを心がけましょう・・・鼻水で鼻の下の肌が荒れやすくなります。こまめに優しく拭き上げ、ワセリン等で保湿してあげましょう。
・鼻水が続くと中耳炎や副鼻腔炎につながる可能性があります。早めに受診をしましょう。
歯科健診を行いました
歯科の先生から<汚れがたまりやすい場所>
についてアドバイスを頂きました。
*奥歯の溝 *歯と歯の間
*歯と歯茎の境目 *前歯の裏側 *奥歯の内側
*生え変わりでデコボコしたり、歯が重なる場所
は磨きにくいため、最後にしっかり仕上げ磨きをしてあげましょう。