おたよりinformation

12月のほけんだより

一段と気温が下がり、本格的に寒い日が続きそうです。新型コロナウイルス感染症の流行が心配ではありますが、感染性胃腸炎やインフルエンザ等の他の冬の感染症の流行も心配です。手の荒れも辛くなる季節ではありますが、保湿を行いつつ、引き続きこまめな手洗い・うがいの基本的な感染症対策を行っていきましょう。保育園でもこまめな手洗いと水分補給、室温・湿度調整、定期的な消毒を行っていきますので、ご心配事等ありましたらいつでもお声かけください。

 

感染性胃腸炎について

例年11月~2月にかけて、感染性胃腸炎の集団感染が報告されています。

原因ノロウイルス、ロタウイルス、サポウイルス、アデノウイルス

症状…腹痛・下痢、嘔吐、発熱          感染経路…接触感染、経口感染(ノロウイルス)

予防方法…手洗い・うがい。二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう。

中心温度8590℃で少なくとも90 秒間以上の加熱が必要です。(厚生労働省ノロウイルスに関するQ&Aより)

嘔吐時や排便の処理… 吐物や便を処理する際は、使い捨ての手袋、マスク、可能であれば使い捨てエプロンを着用しましょう。

処理後は、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

~嘔吐物のついた衣服の洗濯方法(厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A参照)~

汚れたリネンは、洗剤の入った水で静かに揉み洗いした後に以下の手順で消毒を行いましょう。

布団などすぐに洗濯できない場合は、よく乾燥させて、スチームアイロンや布団乾燥機を使用すると効果的です。

 

冬の加湿対策

これからより一層乾燥が進み、今以上に加湿対策が必要になってきます。加湿器を使用しているご家庭も多いかと思いますが、加湿器の取り扱いに注意し、衛生的に使用しましょう。

・加湿の目標は60

(保育所における感染症ガイドライン 厚生労働省より)

・加湿器の水は毎日取り換える。

・各機器の取扱説明書を参考に、定期的に清掃する。