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ほけんだより 2022年12月

いよいよ師走ですが、なにかと慌ただしい一ヶ月を迎えます。子どもたちにとっては楽しい月、大人にとっては年末に向け大忙しな月ですね!
日中との寒暖差はまだあり、朝晩はだいぶ肌寒く、衣服の調整で困ってしまうこともあるのではないかと思います。特に最近では、体調の崩れが目立ち、風邪の症状が多くみられています。冬場には感染症も流行るため、衣服の調整だけではなく、しっかりとした健康管理や予防、身体作りを意識して、元気よく過ごしてください。

冬場に多い嘔吐・下痢

この時期、気をつけたいのが「ウィルス性胃腸炎」。ノロウィルス、ロタウィルスなどに感染すると、嘔吐と水のようなひどい下痢が起こります。高熱はあまり出ませんが、嘔吐や下痢で体内の水分が失われ、脱水症状になると危険です。何よりもまず水分補給を心がけ、安静にして過ごしましょう。

《嘔吐・下痢のケア》

●子ども用イオン飲料や湯冷ましを少しずつ、こまめに与える。
●おしりはこすらずにお湯で洗い、タオルで軽く押さえて水分をふき取る。

《これってOK ? 下痢のときの食事》

下痢の時は、脱水症状にならないよう水分補給が大切。また、胃腸に負担の少ない食事をとりましょう。

●お勧め

・リンゴのすりおろし
(整腸作用があるので、すりおろしや搾り汁がお勧めです。)

・おかゆ・おじや
(整腸作用があるので、症状が落ち着くまでは続けましょう。)

・やわらかく煮た野菜スープ
(消化がよくなり、水分補給にもなります。)

●避けたいもの

・柑橘類
(腸を刺激して下痢を悪化させるので避けましょう。)

・パン・バター・チーズなど
(脂肪を多く含み、腸に負担をかけるのでNGです。)

・生野菜・繊維の多い野菜
(消化によくないこともあり、下痢を悪化させるため避けましょう。)