おたよりinformation

えんだより 2022年8月

梅雨明けとともに猛暑がやってきた!と思ったら梅雨が戻ったかのような雨模様。あまりのお天気と気温の変化に大人でさえ音を上げてしまいそうな7月でしたがこども達は、暑さなんてなんのその!といった表情で毎日興味を持ったことに様々な表情で向き合っています。友だちとの関係にもめきめきと成長を見せてくれる毎日ですが、どの年齢のこども達も楽しく穏やかに遊べる時ばかりではありません。トラブルにならないに越したことはないかもしれませんが、大人が先に手や声を出してトラブルを起こさないようにしてしまうのではなく、保育者の仲立ちのもと、友だちにも思いがあることに気付いてもらえるような働きかけをしています。『貸して』と言ったからと言ってすぐに貸してあげることや貸してもらえることが当たり前ではなく、それぞれが自分の思いに折り合いをつけながら、譲ったり、譲ってもらったりし、いろんな思いと葛藤しながら「ごめんね」や「ありがとう」の思いや言葉が出てくることや、少しずつ相手を思いやる気持ちが育っていくと思います。時には思いが通らず、咄嗟に手が出てしまうこともあり、けがにつながる寸前で止められるように見守っているものの、間に合わず叩いたり噛みついたりということになってしまうこともあります。ケガをしないで降園できることが望ましいことですし、そうであるべきことだと思っていますが、こどもの成長を保護者の皆様と共有するため、手を出されたほうも、手を出してしまったほうにも事実としてお伝えをさせていただくことがあります。こども達の成長がより素晴らしいものになるよう、ご協力をお願いいたします。