おたよりinformation

5月の保健だより

緊急事態宣言を受け、外出・登園自粛生活が続く中みなさん体調はいかがでしょうか?新年度が始まってすぐ、大人も子どもたちにとっても生活は大きく変わってしまい、戸惑いもあると思います。発熱や呼吸器症状、味覚等の症状の観察はもちろんのこと、感染症にかからないための健康的な生活をご家庭でも心がけて、一日も早く通常の園生活に戻れるよう元気にお過ごしください。

新型コロナウイルス対策の基本は『3密(密閉・密集・密接)』を避けること、うがい・手洗い、免疫力です!

☆公園内の危険

港区でも4月後半からは遊具や公園内の運動施設、共有ベンチ等の使用禁止の対策が取られています。

公園遊びにおける感染の危険は、遊具を触ることや、遊ぶ際に子どもたちが密になりやすいこと、子どもが遊ぶ間に保護者が密になって会話をすること、汚れた手で顔まわりに触れたり、飲食をすることなどがあります。外出自粛生活が続く中で、子どもたちが思い切り身体を動かし、ストレスを発散することも大切です。もし外へ出かける際は、子どもが密集する場や遊びを避け、遊んだあとの手洗い・うがいを丁寧に行う、保護者同士の近距離での会話をしないよう十分注意しましょう。その際大人はマスクをして、子どもは出来る範囲で感染を予防しましょう。また、咳・鼻水・微熱などの症状がある時は家の中で過ごしましょう

☆生活リズムを整えて免疫力アップ

自粛生活が長期化すると少しずつ生活リズムが崩れがちだと思いますが、登園再開に向けてスムーズに園生活に戻れるためにも出来るだけ園での生活を意識して過ごしてみて下さい。大切なのは、食事・お昼寝・睡眠時間(寝る時間・起きる時間)を決めることです。子どもが意識しやすいように年齢に合わせて紙などに書いて貼っておくのもよいでしょう。

子どもたちはテレビやスマホ、タブレット、ゲームなどについつい夢中になってしまいます。与える前に、お子様と時間や使い方のルールを話し合ってから長時間になり過ぎず、適度な楽しみとして使うことをおすすめします。また、強い光刺激は睡眠の妨げになるので就寝前の使用は避けましょう。子どもは大人より腕の長さが短く、腕の力もないため画面と目の距離が近くなり長時間継続すると視力低下になりやすいので、遊ぶ時の姿勢(きちんと座り画面と目の高さを合わせる)にも気を付けましょう。