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7月の保健だより

日ざしが強くなり、心弾む夏がやってきました。今年は暑さに体が慣れていない分、例年以上に水分補給や体調管理に気をつけて、涼しい時間帯は外遊びをして暑さに負けない体づくりをしましょう。登降園時は熱中症対策だけでなく虫よけ対策や紫外線対策も忘れずにして下さい。

7月6日からは子どもたちが楽しみにしているプール・水遊びが始まります。今年度は引き続き感染症対策をしながらの実施になります。その中でも、水に慣れ、水に触れることで皮膚を丈夫にし、心肺機能も高めます。子どもたちは元気そうに見えても、体は意外と疲れています。お家では食事・睡眠をしっかりとって、ゆったりと過ごせるようにご配慮下さい。

 

この時期の皮膚のケア

子どもは新陳代謝が活発で、たくさんの汗をかきます。放っておくと皮膚(ひふ)のトラブルにもつながるので、体を清潔にして快適な毎日を送れるようにしましょう。

下記の他に濡れタオルで優しく拭き取ることも効果的です

・汗をかいたら、こまめにシャワーを浴びましょう。

・お風呂上がりは、バスタオルでしっかり体を拭きましょう。あせもができている時は、上から優しく押さえて水気を取ります。

・お風呂上がりの清潔な状態で、保湿クリームをつけましょう。

 

虫刺されはかかないことが大切

<蚊>子どもの場合蚊に刺される免疫が少ないため、水ぶくれが出来ることもあります。刺されたら患部を洗い、冷やすことが大切です。早めに炎症をとる薬を塗ると症状が軽く済みます。

<毛虫>毛が皮膚に刺さって炎症を起こした場合はセロハンテープなどを貼って剥がすと毛が取れるため軽症で済むことがあります。

 

水いぼQ&A

Q1:水いぼって何?

A1:伝染性軟属腫ウイルスが原因でできる粟粒大のいぼで、おなかやひじ、わきの下などにできて広がります。

Q2:うつるの?

A2:いぼがつぶれて中の液がが付くとうつります。体の接触、タオルなどの共有でうつりやすいので注意が必要です。

Q3:登園やプールは?

A3:登園の制限はありません。プールもOKですが、傷がじゅくじゅくしているときはガーゼで覆い、プールも控えたほうがよいでしょう。

Q4:どうやって治すの?

A4:そのままでも半年から1年半ほどで治ります。アトピー性皮膚炎の子や、かゆくてかきこわしてしまうような場合は医師に相談のうえ、治療を。