おたよりinformation

8月の保健だより

梅雨明け直後は暑い日が続き、熱中症が心配な時期になってきました。暑さに負けない体づくりをするためにも、ご飯をしっかりたべ、しっかり睡眠をとりましょう。また、子どもは遊びに夢中になるとのどの渇きに気付きにくくなります。園では活動の合間に、水分補給と休息をとるようにしています。のどが渇く前にこまめな水分補給や長時間の屋外での活動は避けるなど、気をつけていきましょう。

低年齢ほど危険な熱中症

本格的な夏がやってきました!強い日ざしの中で心配になるのが熱中症です。0,1,2歳のころは、体温調節の機能が未熟で、代謝も活発なので、多くの水分が必要です。こまめな水分補給を!

<こんな様子がみられたら…急ぎ病院へ>

・唇や皮膚がかさかさしている

・おしっこが普段よりも少ない

・暑いのに汗をかいていない

・顔色が赤い、または青白い

・だっこをすると体がほてっている

・一日中、うとうとしている

・ぐったりしている

≪こんなときは救急車を!≫

・39℃以上の熱がある

・けいれんしている

・意識がない

・水をまったく飲まない

 

日射病・熱射病に注意

外で強い日ざしにさらされて起こるのが日射病、蒸し暑い所に長時間いて起こるのが熱射病。総称して熱中症といいます。

<予防のポイント>

1)炎天下であそばない

日ざしが強いのは、午前10時ごろ~午後2時ころ。この時間帯の外あそびは30分ほどで切り上げて。

2)ベビーカーは短時間で

ベビーカーは、アスファルトの照り返しで熱がこもります。長時間の移動は避けましょう。

3)外と家との温度差に注意

涼しい室内から急に気温の高い外に出ると、体力が奪われて危険です。

4)子どもを一人にしない

子どもを車や部屋に一人で残さないで。クーラーをつけていても危険です。

5)つばの広い帽子をかぶる

頭だけでなく、後頭部や首も、日光から守りましょう。

6)こまめな水分補給

少量の水分を30分を目安に、こまめに飲ませます。

 

クーラーを上手に使って快適な夏を!

人間の体は急激な温度変化が苦手です。外の猛烈な暑さと、冷え冷えの室内…、そんな環境を行き来していると、体温調節がうまくできなくなり、体がだるくなります。

<ポイント>

・外気と室内の温度差は5℃までに

・クーラーの風に直接当たらないように

・寝るときは、タイマーを使って寝入りばな(30分~2時間くらい)だけ涼しく