おたよりinformation
2月の保健だより
先月、乳幼児応急手当講習会に参加してきました。保護者の方にお伝えしたいことをまとめました。
‣浴室の浴槽内にお水を溜めたままにしていませんか?
家庭内の溺水は冬場に増える傾向にあるそうです。浴槽内にお水を溜めたままにして、子どもが一人で浴室に入ってしまうと事故が起きてしまいます。浴槽にお水を溜めたままにしないこと、浴室に入れないように工夫をすることをご自宅でご検討ください。
‣0歳児は睡眠中の溢乳で窒息してしまうことがあります。
げっぷをしたり、立て抱っこにしたりして必ず排気をしてから寝るように心掛けてください。
‣1~4歳児は食事中の窒息が多くあります。
詰まりやすいものとしては、ピーナッツ、こんにゃく、白玉だんご、ミニトマト(丸のまま)、ご飯、パン、うどんなどが挙げられます。よく噛んで飲み込むまで座ること。食事中に驚かしたり、眠くなっても食事を続けたりすることは危険なのでご注意ください。
‣心肺蘇生について
子どもの心肺停止は呼吸から止まる事がほとんどなので、人工呼吸が必ず必要となります。119番通報をしてから、胸の真ん中(脇と脇を結んだ中央)を30回圧迫し、人工呼吸を2回行います。0歳の子は指2本で圧迫をし、鼻と口を両方覆って息を吹き込みます。1歳以上の子は片手または両手で圧迫し、鼻をつまんで口に息を吹き込みます。
健康教室
先月、幼児クラスとすみれ組で風邪予防について学びました。風邪予防の絵本を読んだあとに、片方ずつ鼻水をかむ練習とガラガラうがいの練習を行いました。初めは少し苦戦している子もいましたが、 何度か練習しているうちに成功することができました。
今回鼻をかむ練習として行ったゲームを紹介したいと思います。ふんふんゲームと名付けました。
①小さく切ったティッシュペーパーを手の平に乗せ、鼻の下に置く。
②反対の手で片方の鼻を押さえる。
③ティッシュペーパーを鼻息で飛ばす。
④左右を変えて、反対側も行う。
ぜひおうちでも行ってみてくださいね。