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ほけんだより 2025年11月

湿疹と食物アレルギーについて

先日、保健所の研修を受けました。講師は東京シティクリニック三田の世間瀬先生でした。

世間瀬先生は小児科専門医とアレルギー専門医の先生です。
研修の内容についてお伝えします。湿疹と食物アレルギーには関連があります。
乳幼児期の湿疹(アトピー性皮膚炎)は肌の問題だけはなく、他のアレルギー疾患(等に食物アレルギー)の発症リスクを高める可能性があります。湿疹のある皮膚にアレルギーの原因となるもの(花粉、ハウスダスト、食べ物のカス、ペットの上皮、金属など)が付着することでアレルギーの発症のスイッチが入ってしまいます。これが経皮感作です。湿疹(アトピー)は正しいスキンケアと、ステロイド外用剤の塗る「回数」「量」「期間」を医師の指示通りに実践すれば必ずきれいになるそうです。

また、いろいろな食物を食べて胃や腸で吸収をすると、アレルギーの抑制になります。これが経口免疫寛容です。例えば食物アレルギーが怖いからと離乳食で鶏卵をずっと食べないのは、逆に食物アレルギーになる可能性を高めてしまう、ということです。

東京シティクリニック三田ではクリニックでは珍しく経口負荷試験を行っています。東京都以外からも受診する方も大勢いらっしゃるそうです。これから寒くなり、お肌が乾燥する時期です。正しいスキンケアと保湿で丈夫な肌を保ちたいですね。なにかご質問などありましたら、いつでもお待ちしています。