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えんだより 2021年2月
先日、近所に買い物に出かけた時に、お店の中を駆け回る子どもがいました。
よくある光景です。子どもは買い物かごを持っている周りの大人の事は一切目に入らず、兄弟で鬼ごっこを楽しんでいるようでした。こちらにぶつかってきそうになり、『危ないな』と思い立ち止まっていたのですが、母親らしき人が『ほら!危ないでしょ!怒られちゃうからやめなさい!』と注意していました。危ないのは確かです。でもお店の中で鬼ごっこをしてはいけないのは『怒られてしまうから』なのでしょうか?
どんなに小さな子どもでも『やっていいことと悪いこと』『どうしていけないのか?』を伝えるのは“大人”の役割ではないかと思います。叱る場面でなくても日常の中で子どもに伝えるときについ『〇〇ちゃん、コップ』等々・・・言葉を端折って伝えがちになってしまいますよね。コップをどうしてほしいのか?最後まで意識をし、子どもの語彙や言葉の使い方を教えていけるチャンスを逃さないようにしていきたいですね