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給食だより 2020年11月
【11月24日は和食の日】
日本の秋は「実り」の季節であり、「自然」に感謝し、来年の五穀豊穣を祈る行事が全国各地で盛んに行われる季節でもあります。
日本の食文化にとって重要な時期である秋の日に、毎年一人ひとりが「和食」文化について認識を深め、和食文化の大切さを
再認識するきっかけの日となっていくよう、11月24日が“いい日本食”「和食」の日と制定されました。
日本は海・山・里と豊かな自然に恵まれ、多様で新鮮な旬の食材とうまみに富んだ発酵食品、米飯を中心とした、
栄養バランスに優れた「和食」の文化があります。和食と聞くと「だしをとるのが面倒」という声も少なくありませんが、
今回ご紹介する方法はとても簡単にだしをとる事が出来ます。ぜひ活用して和食を楽しんでください。
☆ 一晩おくだけ! 簡単 だし ☆
[昆布だし]
昆布20g
水1000ml
[かつお・昆布だし]
花かつお 10g
昆布 10g
水 1000ml
用意するもの だしを入れる容器・お茶パック
容器は麦茶ポットなどがおすすめです。
作り方
① 作りたいだしの食材を容器に入れ、水をそそぐ。
※かつお昆布だしを作る際は、かつお節をお茶パックに
詰めて使うと、細かいカスが気にならずだしが取れます。
➁ 蓋をしっかり閉め、冷蔵庫で1晩置いて出来上がりです。
保存目安は、冷蔵庫で3日程度です。
使いきれない場合は、製氷皿に入れ、だしの氷を作り
冷凍保存して使ってください。
【子どものおやつ】
子どものおやつは楽しみのためだけではなく、『第4の食事』という役割があります。
子どもは体が小さく、消化機能も未熟な為、必要なエネルギーや栄養素を1日3回の食事だけで摂る事が出来ません。
その為、おやつの量や質、食べ方には十分な配慮が必要です。
~おやつを食べる時のポイント~
① 決まった時間に食べる
次の食事に響かないよう、時間と量を決めましょう。ダラダラ食べは虫歯の原因にもなります。
➁ 自然の味を大切に、組み合わせを考える
塩分や糖分を取りすぎないよう、果物や野菜、穀類、芋類、乳製品などがおすすめです。
市販のお菓子を食べる時は、量をおやつ全体の1/3にし、果物等と組み合わせると塩分等の取りすぎを防げます。
③ 飲みものを添えて水分補給
カフェインや糖分を含まないものがおすすめです。(水・麦茶・牛乳など)
手作りおやつは甘いお菓子だけでなく、青菜を混ぜ込んだおにぎりや、バターコーンなど、お野菜を使ったおやつもおすすめです。
また、一緒におやつの用意など、簡単なお手伝いをしてもらう事で食に対する興味をもつきっかけにもなります。