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給食だより 2024年2月

厳しい冷え込みが続いています。
そんな2月には節分がありますが、節分には季節を分けるという意味があります。
季節の変わり目は体調を崩しやすいため、大根・小松菜・白菜などの旬の冬野菜を取り入れて栄養を摂り、寒さを乗り切りましょう。
玄関にも、園で人気の栄養満点レシピを毎月紹介しているので、ぜひ手に取ってみて下さいね。

しいたけのひみつ

今回は、ぱんだぐみでも育てていたしいたけについて紹介します。
しいたけは、今の寒い時期には鍋の具材としても大活躍の食材ですね。
ぱんだぐみでは、しいたけが育っていくたびに「先生!しいたけが大きくなっているよ」とキラキラした目で伝えてくれ、一緒に収穫をしてバター醬油焼きにして食べました。
そんなしいたけは、免疫力を高め、生活習慣病の予防や改善などの効果があり、「うまみ」もたっぷりです。
美味しくて健康に良いしいたけ、是非ご家庭でも取り入れてみて下さい。

生しいたけ

水に戻す必要がなく、すぐに調理出来て使いやすいのが魅力です。
形がふっくらしていて、傘の内側や軸が太く、白いものがおいしいといわれています。

干ししいたけ

うまみや栄養成分が生しいたけに比べて多いのが魅力です。
特に「グアニル酸」といわれる栄養素は干ししいたけや海苔など限られた食品にしか存在しなく、うまみたっぷりです。

しいたけを干す理由

しいたけにはもともとうまみ成分のグルタミン酸が含まれていますが、干すことでグルタミン酸がアップし、さらにグアニル酸が生成され、相乗効果により、うまみが増します。
さらに、日光に当てることで食物繊維、ビタミンDなどの栄養素も増えます。
ビタミンDは、カルシウムの吸収をサポートする働きがある栄養素です。
成長期の子どもたちは意識して取っていきたいですね。

節分の行事食

2月3日の節分には、邪気を払い、福を呼び込む豆まきや、恵方巻きを食べる風習があります。
恵方巻きは、その年の恵方を向いて無言でお願いごとをしながら食べきると、縁起がよいとされています。
給食でも節分にちなんで、「恵方巻き風おにぎり」がでます。
園では噛み切りやすいように刻みのりを使用し、当日は幼児クラスで太巻きを巻いて食べる予定です。
楽しく1年の健康と幸せをお祈りしましょう。

2月の食育予定

ばんびぐみ:ドレッジで野菜を切ってみよう(21日)

ぱんだぐみ:野菜の皮むき(27日)

きりんぐみ:型抜きクッキー作り(15日)

※エプロンと三角巾を着用しますのでの用意をお願いします。