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給食だより 2023年10月

暑い夏も過ぎ去り、気持ちの良い風の吹く季節となりました。気温が下がると、寒い冬に備えて体に栄養を蓄えようと食欲が増します。
秋には根菜類やきのこ類が旬を迎え、新米も出回るようになるなど美味しいものがいっぱいです。
今月はそんな秋の実りにちなんだ食育も取り入れていきたいと思いますので、一緒に秋の味覚を楽しみましょう。

お弁当作りのポイント

先月、きりん組の子どもたちがIKEBUSツアーに参加し、その際にキッチンでは、ツアー中に食べる昼食としてお弁当作りを行いました。
子どもたちは毎回イベント時のお弁当をとても楽しみにしていてくれ、「美味しかったよ、ありがとう」という言葉が日々の励みになっています。
10月に入るとだんだんと気温も落ち着き、秋のイベントや行楽でご家庭でもお弁当を作る機会が増えると思います。
そこで、栄養バランスや衛生面に配慮したお弁当作りのポイントをご紹介します。

バランスの良いお弁当

自分に合ったサイズのお弁当箱を選ぶ

一食に必要なエネルギー量(kcal)と同じ容量(ml)のお弁当箱が適します。
3~5歳では400~500ml程度がオススメです。
一日の食事の1/3の量を目安に、【主食:主菜:副菜】を【3:1:2】くらいの割合で詰めましょう。

食中毒を予防するポイント

おかずは少し濃い味付けにする

梅干しや酢、しょうが、カレー粉などの調味料は殺菌効果が期待できます。

水分の多いおかずは避ける

煮物や和え物、マヨネーズを使ったおかずには注意が必要です。逆にきんぴらなどは水分が少なくオススメです。

よく冷ましてから詰める

温かい状態のままお弁当箱におかずやご飯を詰めてしまうと水分が溜まり、食材が傷みやすくなります。
持ち運ぶ際は一口ゼリーなどを凍らせて保冷剤代わりにするのもよいですね。

おにぎりを作ってみよう

新米の季節になりました。新米は水分量が多く、炊き上がりが柔らかく香りが良いのが特徴です。
お米を食べる喜びを味わうためにおにぎり作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
以前幼児クラスでラップおにぎり作りを行いましたが、自分で握ることで自信に繋がり普段食が細い子もぱくぱく食べる様子が見られました。
ぜひこの機会にお子さんと一緒にお米を味わってみてはいかがでしょうか。

10月の食育予定

りすぐみ:ジャム作り(11日)

こあらぐみ:きのこほぐし(13日)

ばんびぐみ:おにぎり作り(3日)

ぱんだ・きりんぐみ:スイートポテト作り(19日)


*幼児クラスはエプロンと三角巾の用意をお願いします。
*日程は変更する場合があります。
*そのほかに秋の収穫にちなんだ、全クラスが参加して行う食育を予定しています。