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給食だより 2023年7月
梅雨が明けると夏も本番となります。この時期は急に暑くなるために食欲が低下して水分ばかりを取りがちです。食欲が落ちてしまった時は、お酢やレモンなどさっぱりとした味付けや、カレー粉などのスパイスを取り入れてみると食欲を取り戻しやすいです。今月は夏野菜をたっぷりと使用したメニューを提供していく予定ですので、しっかり栄養を取って暑い夏を一緒に乗り切りましょう。
夏野菜の収穫体験
夏野菜には、きゅうり・なす・トマト・ピーマンなどたくさんの種類があります。夏野菜は水分を多く含み、体温を下げる働きがあります。汗をかいて失われるミネラルやビタミン類も豊富で、だるさや疲れを取ってくれます。
夏野菜は栽培期間が短く、庭やプランターで手軽に作れます。今年度は、ばんび組はきゅうり、ぱんだ組はトマト、きりん組は枝豆を自分たちで選び一生懸命育てているようです。収穫できた際にはおいしく食べられるようキッチン職員も協力していきたいと思います♪
栽培している夏野菜について少しご紹介します。
トマト
赤い色に含まれるリコピンは老化防止やがん予防に有効です。加熱調理をしても効果が損なわれにくいため、完熟のものはスープや煮込み料理に使用するのもおすすめです。
効果UPの組み合わせ:トマト+ナス=美容効果
きゅうり
きゅうりは約9割が水分であり、栄養価が低いと思われがちですが、数種類のミネラルやビタミンも含むため熱中症対策に最適です。炒め物に使う場合は最後に入れて強火でさっと加熱すると身がしまって歯ごたえがよくなります。
効果UPの組み合わせ:きゅうり+豚肉=免疫力UP
えだまめ
えだまめに含まれるビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるのに不可欠で疲労回復効果が期待できます。さやの片端をカットしてから塩ゆですると味が染み込みやすくなり、よりおいしく食べられます。
効果UPの組み合わせ:えだまめ+カツオ=肥満防止
好き嫌いに困った時は?
好き嫌いは何故起こる?
乳児の場合
- 味覚の発達(経験不足)
- 離乳食の硬さ、大きさが合っていない
幼児の場合
- 咀しゃくがうまくできない
- 経験不足による「食わず嫌い」
- いやな経験による情緒反応
一緒の食事やお手伝いを通して食べる楽しさを伝えましょう
一緒に買い物に行って子どもと相談しながら食材を選んだり、調味料を加える・味見をするといった簡単なお手伝いからがおすすめです。
苦手な食材は調理法を変えてみましょう
子どもは食感の違いを嫌がることが多いため、食感を揃えたり、味付けを子ども好みに変えてみたりすると食が進みます。
7月の食育予定
こあらぐみ
- たたききゅうり作り(18日)
ばんびぐみ
- とうもろこしの皮むき(4日)
- コーンピザ作り(5日)
*エプロンと三角巾の用意をお願いします。
きりんぐみ
- 食事のマナーについて(21日)