おたよりinformation

給食だより 2023年6月

色づき始めたアジサイに、梅雨の訪れを感じる季節になりました。保育園では夏野菜の栽培準備もはじまり、夏の訪れを感じます。給食では初夏の食材がぞくぞくと登場します。旬の鯵は鯵フライに、枝豆はカラフル麻婆豆腐やずんだおはぎに・・・おいしく食べて元気に梅雨を乗り切りましょう。

例年、食品の誤えんによる窒息といった痛ましい事故の情報を耳にします。枝豆やミニトマトのようなツルっとした食材やお団子のような弾力がある食材、パンなど飲み込みにくい食材は誤えんしやすく、子どもに食べさせるときは注意が必要です。保育園では年齢に合わせて調理方法を工夫しています。調理方法の工夫と見守りでおいしく食事を楽しめるようご家庭でも気を付けていきたいですね。

食品の誤えんを防ぐために・・・

口は空気と食品共通の通り道です。そのため、口の中に物を入れることは、常に窒息の危険があります。
食品の誤えんによる窒息事故を防ぐためにまずは食事中の子どもから目を離さないことが挙げられます。
その他、保育園で取り組んでいる対策を2つに分けてご紹介します。

食事の環境づくり(窒息しにくい食べ方)

  • 保育者が見守る
  • 食べることに集中できるよう整理整頓する、テレビを消す
  • 水分をとって喉を潤してから食べ始める
  • 床に足の裏をついて背筋を伸ばし安定した姿勢で座る
  • 一口の量が多くならないように声掛けや手助けをする
  • 口の中に食品があるときにはおしゃべりをしない
  • 食事中にびっくりさせたり大笑いさせたりしない

誤えんを起こしやすい食品を知る

丸いもの、ツルっとしているもの

ぶどう、ミニトマト、こんにゃく、ソーセージ、白玉団子、大豆、枝豆等

*丸いものは1/4に切る、ソーセージは縦半分に切るなどそのままは与えない

*保育園では子どもの食べる力や年齢をみながら提供方法を工夫しています。

粘着性が高く、唾液を吸収して飲み込みづらいもの

ごはん、パン、ドーナツ、ふかし芋、おもち等

*一口の量や詰め込みに注意する

 固くてかみ切りにくいもの

生りんご、肉類、イカ、貝、タコ、ナッツ類、煎り大豆等

*かむ力がついてから与える

今月の食育予定

5日・・・りすぐみ(キャベツと小松菜をちぎってみよう)

15日・・・ひよこぐみ(旬のスイカや野菜とふれ合ってみよう)

15日・・・こあらぐみ(キャベツを洗ってちぎってみよう)

きりんぐみ・・・ 三色食品群の考え方を取り入れた活動をはじめます。