おたよりinformation
給食だより 2023年5月
新緑の季節である5月になり、新年度を迎えて早くも1か月がたちました。子どもたちも少しずつ保育園での新たな生活にも慣れ、お友だちと楽しそうに給食を食べている姿がよくみられます。
5月の子どもの日には、園でも子どもの日を意識した行事食を提供する予定ですが、ぜひご家庭でも行事食を味わう体験をし、日本の伝統文化を子どもたちに伝えてみてはいかがでしょうか。
5月5日は、端午の節句です
端午の節句は、子どもたちの幸せを願い、健やかな成長を祝う日です。中国伝来の風習で、急激に気温が上昇し、体調を崩す人が増えたことから、この日に健やかな成長を祈願するようになりました。元々は、たくましく大きく育つようにと願った男の子の節句でしたが、現在では、「こどもの日」として、男女の区別なく成長を祝い、柏餅や粽などを食べてお祝いをします。
こいのぼりのいわれ
急な流れや大きな滝の跳ね上がり、勢いよく泳ぐこいの姿と重ね合わせ、たくましく元気に育ってほしいとの願いが込められています。
菖蒲湯のいわれ
邪気や災害除けの薬草である菖蒲は、「尚武」「勝負」などの言葉にかけられており、立身出世の願いが込められています。
柏餅のいわれ
柏の葉は、新しい芽がでるまで古い葉っぱが落ちずについています。その様子から、邪気を払い、一家繁栄の願いが込められています。
よく噛んで食べましょう
噛むことは、消化酵素を含む唾液の分泌を促します。味は、水分に溶ける物質により感じるものなので、唾液の分泌は食品の味をよりよく感じさせてくれます。そのほかにも、噛むことによるメリットは、脳の発達、肥満防止、虫歯予防、言葉の発音が明確になるなど、身体に嬉しいことがいっぱいです。
よく噛んで食べるためには、噛むことに集中できる食環境づくりが大切になるので、「カミカミだよ」「よく噛んで食べてね」などの声掛けをしながら日々の食事の中で、意識していけるとよいですね。
手軽にとれるおすすめのカミカミおやつ
- りんご
- ドライフルーツ
- 小魚
- スティックトースト
- せんべい
- スティック野菜
5月の食育予定
ばんびぐみ
旬の食材(そら豆)の下処理(11日)
ぱんだぐみ
味噌づくり・仕込み(22日)・・・大豆をつぶし、調味料と混ぜるところまで行う予定です。
きりんぐみ
「何でも食べて元気いっぱい!」食べ物と身体の関係(22日)