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給食だより 2022年12月

12月になり、寒さもいよいよ本格化してきました。寒くなると身体も冷え、風邪も引きやすくなります。そんな冬に備えて身体を温めてくれる根菜類や、ビタミンたっぷりの葉野菜、免疫力を高めてくれるきのこ類などを積極的に摂取して、元気いっぱいで新年を迎えましょう。

身体を温める食事のポイント

身体の芯から温めるためには、食事が大切になります。美味しい冬の食材や、調理方法を上手く活用して冬の寒さに負けない体を作りましょう。

身体を温めてくれる食材

  • 赤、黄、橙、黒など色の濃い食材
  • 地下でエネルギーを蓄えた根菜類
  • 寒い地方が産地の食材
  • 水分の少ない食材

もち米、人参、ごぼう、かぼちゃ、れんこん、じゃがいも、ごま、生姜、葱、玉ねぎ、小松菜、にんにく、肉、魚など

汁物のススメ

空気が乾燥していて知らないうちに水分が失われやすい冬には、汁物は水分補給の役割もあります。
また、温かい汁物は消化酵素の働きを促進して、消化・吸収を助けてくれる他、のど越しも良く、身体の芯からポカポカにしてくれます。生姜やごま油を加えたりするなども、食感や風味に変化が出ておすすめです。

汁物の調理例

お鍋

肉や野菜を入れて煮るだけといった手軽さに加えて、野菜のエキスを余すことなく摂取することができるため、栄養バランスが整いやすい。

ポタージュ

かぼちゃなど冬の食材は、味が濃厚なものが多いため最適。

冬至

冬至の日は、1年の中で最も昼が短い日です。
この日を境にして段々と日が長くなっていきます。冬至の日にかぼちゃを食べ、ゆず湯に入る習慣があります。それは、野菜の少ない冬、栄養たっぷりで保存の効くかぼちゃを食べ、健やかに過ごしていこうというのが由来になっています。
ゆず湯に入るのも、冬の寒さに負けず、身体を温め健康に過ごしていこうといった由来が込められています。
今年の冬至は、12月22日です。
ぜひかぼちゃを食べて、ゆず湯に入りましょう。

12月の食育予定

ばんびぐみ:おやつ作り

ぱんだぐみ:豚汁作り

*日程は決まり次第、お伝えします。