おたよりinformation

給食だより 2022年8月

真夏の日差しが容赦なく照り付ける日々が続いていますね。夏は楽しいイベントが多く、ご家族で外出する機会も多いかと思います。夢中になって楽しんでいると、ついつい水分補給が後回しになってしまうので熱中症には注意が必要です。熱中症にならないためにも、十分な睡眠とバランスのとれた食事を大切にし、暑さに負けない体力作りを心がけましょう。

子どもの水分補給について

どのくらい飲ませたらいい?

人の体は1日で約2~2.5Lほどの水分が失われています。そのため食事から約1L、それ以外の飲み物で約1~1.5L補給することが望ましいといわれています。

適した飲み物とは?

スポーツ飲料

塩分・ミネラルが豊富ですが糖分も多く含まれるため、発汗時に向いています。

経口飲料水

ナトリウムなどの電解質と糖分がバランスよく含まれ、体に吸収されやすいので脱水を起こしている場合に適します。塩分が多いため日常的な摂取には向きません。

牛乳・ジュース

カロリーが高く消化吸収にも時間がかかるため水分補給には適しません。おやつとして上手に取り入れましょう。

麦茶

ミネラル成分が豊富に含まれ、発汗により排出されたミネラルを水分と一緒に補えるため発汗時に適します。原料である大麦には体を冷やす作用もあるので夏にピッタリですね。

緑茶・ほうじ茶

カフェインが含まれており利尿作用や不眠などの影響があるため、量や時間を考えて補給しましょう。

ミネラルを含まないため、発汗時に飲むと体内の水分バランスが崩れることがあります。汗をかいていない日常的な水分補給にしましょう。

夏バテ予防の食事

暑い日が続くと、体の機能を維持するビタミンやミネラルが不足して夏バテを引き起こしやすくなります。食事を通じて夏バテ予防を行いましょう。

ぴったり食材と栄養素

豚肉

ビタミンB1は疲労回復のビタミンとも呼ばれ、糖質の代謝を促します。豚肉には牛肉の約10倍のビタミンB1が含まれています。他にレバーや枝豆などもビタミンB1含む食材としてオススメです。

トマト

ビタミンCとトマトの赤い色素に含まれるリコピンには強い抗酸化作用があり、紫外線からのダメージに対抗する力を持っています。

8月の食育予定

ひよこぐみ:野菜に触れる

ばんびぐみ:野菜スタンプを使った食育

ぱんだぐみ:完成した味噌を使った食育

(内容は検討し、後日お伝えします)

★7月にこあらぐみで実施予定だった、とうもろこしの皮むきも今月実施する予定です。