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給食だより 2022年1月

あけましておめでとうございます。新しい年を迎えご家族で楽しく過ごされましたでしょうか。お正月休みが終わり、徐々に日常が戻ってきます。温かいご飯を食べて、年末年始で乱れてしまった食生活や生活リズムを少しずつ整えていきましょう。本年もキッチンでは子どもたち一人一人に寄り添った食事作りや、主体性を大切にした食育活動に取り組んで参ります。引き続きどうぞよろしくお願い致します。

「おせち料理」のおはなし

おせち料理は「お節供(おせちく)」が略されたもので、現在では正月の節句料理のことを言いますが、本来は元旦や五節句などの節目を祝い神様にお供えする料理のことでした。
正月三が日はかまどの神様に休んでもらおうという気持ちの表れから保存がきき、お祝いの意味がある料理をお重に詰めます。
最近ではおせちを用意しないご家庭も多いかと思いますが、一品一品にどんな願いや意味が込められているのか、お子様とお話ししながらおせち料理を頂くのも素敵ですね。
今月は給食でもお正月にちなんだ料理が登場します。楽しみにしていてくださいね。

おせちに込められた願い事

祝い肴三種

  • 田作り・・・豊作
  • 黒豆・・・勤勉にマメに
  • 数の子・・・子孫繁栄

この三つが代表的でこれが揃えばおせちの形が整うとされています。

きんとん

漢字では「金団」と書き、金運を呼ぶ縁起物です。

伊達巻き

形状が巻物に似ていることから学問や習い事の成就を願います。

松風焼き

表面だけケシの実をまぶし裏には何もないことから、「隠し事のない正直な生き方ができるように」という願いが込められています。

えび

茹でるとお年寄りのように腰が曲がることから長寿の願いが込められています。


松風焼きは給食で登場します。お楽しみに。

1月のおすすめレシピ

松風焼き

材料(4人分)

  • 鶏ひき肉・・・160g
  • れんこん・・・80g
  • ねぎ・・・35g
  • 片栗粉・・・大さじ1
  • 米みそ・・・小さじ1.5
  • 砂糖・・・小さじ1
  • ごま・・・適量
  • 油・・・適量

作り方

  1. れんこんとねぎをみじん切りにする。(れんこんは少し茹でておくと火が通りやすく食べやすいです。)
  2. ひき肉に米みそ、砂糖を加えてよく混ぜる。よく混ざったら片栗粉を加え、生地の硬さを整える。
  3. 鉄板などに油をひいて、2cmくらいの厚さにならす。
  4. ごまをふりかけ、200℃のオーブンで20分程度焼いたら完成。

1月の食育予定

ばんびぐみ:ケーキ作り(1/14)

ぱんだぐみ:乾物と出汁について学ぼう(1/19)

きりんぐみ:肉まん作り(1/20)

*ばんびぐみときりんぐみはエプロンと三角巾の用意をお願いします。