おたよりinformation

1月の保健だより

明けましておめでとうございます。年始年末の長いお休みで生活リズムが乱れたりしていませんか?生活リズムの乱れは身体の不調につながりやすく、風邪もひきやすくなります。生活リズムをもう一度振り返り、うがい手洗いをして予防していきましょう。

嘔吐、下痢をした時の対応について

胃腸炎の流行時期になってきました。胃腸炎のほとんどがウイルス性胃腸炎といわれています。下痢、嘔吐をすることで体内に侵入してきたウイルスを体の外に出します。そのため、基本的に嘔吐や下痢を止める治療はせず、対症療法になります。子どもは大人よりも脱水になりやすいため注意が必要です。症状が出現した場合、早めに医療機関を受診することをお勧めします。嘔吐や下痢をしている時は無理に食事はせずお腹を休ませてください。しかし、水分を取ることは忘れずにお願いします。水分摂取した時、嘔吐してしまい水分がとれない場合は早急に受診しましょう。水分はできるだけ脱水の補正になるような電解質が入っているポカリスエットや0S‐1などのゼリータイプを飲むようにしてください。(嘔吐してもゼリータイプは口腔内に逆流しづらいといわれています。)食事は消化のよいものを摂り、油分や乳製品はさけるようにしましょう。登園の目安は胃腸炎に罹患した後、便も食欲も通常どおりに回復してからが望ましいです。

発熱について 

子どもは熱を出しやすく、色々な病気にかかり免疫をつけていきます。ただし、3日以上の発熱は感染症や症状悪化の可能性があるため、元気であっても必ず病院を受診することをお勧めします。熱は、前日に熱を出しても朝は解熱し、昼から夕方にかけて上がる傾向にあります。熱が出た後、丸一日熱が出ないことを確認してから登園する事が望ましいといわれています。しっかり体を休める事が早く回復するポイントとなります。

 

冬に増えるやけど予防について

冬にはやけどするお子さんが増えてきます。やけどの原因として①温かい食べ物や飲み物②ストーブや電気カーペットが多いと言われています。子どもは皮膚が薄い為、短時間のやけどであっても重症化しやすく、跡に残る確率が高くなります。やけどをしてしまったら流水で30分ほど冷やし、やけどの面積が1%(手のひら程度)ある時は氷嚢などで冷やし患部を清潔な状態に保って早急に病院受診してください。子どもは突発的な行動をとるため、危険な物は子どものそばにはおかないようにしましょう。

 

皮膚の保湿について

皮膚の乾燥によって痒みを訴え、掻き壊してしまっているお子さんがいます。乾燥している状態を放置しているとどんどん痒みが増してきます。それを防ぐためには皮膚の保湿が大切です。入浴の際はゴシゴシ洗いではなく、泡でやさしく洗うことをお勧めします。入浴後すぐ保湿することも忘れないでください。爪が伸びていると皮膚をより傷つけてしまいますので、毎日爪のチェックをして伸びていたら早めに切るようにしてください。

 

 

感染症情報 ☆高熱、咳、鼻水、でお休みしたお子さんがいました。感染症流行時期のため体調には充分気をつけてください。