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8月の給食だより

梅雨が明け、夏の暑さを感じられる時期となりました。本格的な夏が到来し、保育園では子どもたちが待ちに待ったプール開き!園内に楽しそうな声が響き渡っています。最近は、天気の崩れる日が多いですが、子どもたちは室内でも元気いっぱいです。ゆらりん祭りで踊った「パプリカ」を、楽しそうに踊る姿がよく見られます。子どもたちの元気な姿に、私たちも元気をもらっています。今年の夏も例年と同じように猛暑になると言われていますが、そんな時こそ私たち調理スタッフの腕の見せ所!水分補給と美味しい給食で、子どもたちの暑さに負けない身体づくりをサポートします。

旬の野菜

太陽の強い日差しを浴びて、力強く育つ夏野菜!そんな夏野菜は栄養価が高く、特にビタミンが豊富で、夏バテ防止に効果的です。また、料理に加えると夏野菜の鮮やかな色合いで、カラフルな食卓になります。旬の野菜はお手頃価格で手に入りやすいことも魅力的ですね。今回は、代表的な夏野菜をご紹介します。

<トマト>

暑さに対する抵抗力をつけるビタミンC、抗酸化作用の強いビタミンE、カロテン、リコピンが豊富です。健康と美容の強い味方になります。

<キュウリ>

95%以上が水分でできており、脱水症状や熱中症の予防に効果的です。利尿効果があり、身体の水分循環が良くなります。

<枝豆>

夏バテ予防、疲労回復に効果的なビタミンB1、B2が豊富です。「畑の肉」と呼ばれる大豆とほぼ同様の栄養成分を含み、たんぱく質、カリウム、食物繊維なども豊富です。

<トウモロコシ>

夏バテ予防、疲労回復に効果的なビタミンB1、B2が豊富です。炭水化物やたんぱく質、脂質も豊富で、暑い夏を乗り切る身体づくりの手助けをします。

<ゴーヤ>

夏バテ予防、疲労回復に効果的なビタミンC、B1が豊富です。食欲を増進し、整腸作用のある成分を含みます。

<オクラ>

夏バテ予防、疲労回復に効果的なビタミンC、B1、B2が豊富です。ネバネバの成分に整腸作用があり、疲れた胃腸を守ります。

*ゆらりんでも、夏野菜カレーライスや冷やし中華など、旬の野菜をたくさん使った料理を提供しています。

食中毒について

8月中旬にはお盆がまっています。お盆休みにお弁当を持って子どもと公園へ・・・なんてこともあるのではないでしょうか。実は、夏のお弁当づくりは、食中毒に特に注意をしなければなりません。

食中毒予防の原則・・・食中毒の原因菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」

<つけない=洗う>

・調理前、喫食前の手洗い、調理器具、お弁当箱の洗浄を徹底しましょう。

・生魚、生肉、卵などを触った後は必ず手洗いをしましょう。

・おにぎりを握る際、素手ではなくラップを使うと、細菌やウイルスが付きにくく衛生的です。また、おにぎりに海苔を巻いた状態は高温多湿となり細菌が増殖しやすいため、海苔は巻かないか食べる直前に巻くのがおすすめです。

<増やさない=低温で保存する>

・細菌の繁殖は高温多湿な環境で活発になり、10℃以下で増殖しにくくなります。そのため、保冷剤やクーラーボックスを活用して涼しい環境を保つことが大切です。なお、冷やしていても細菌はゆっくりと増殖するため早めに食べましょう。

・細菌は水分が多いと増殖しやすいため、水気や汁気をよく切ってからお弁当箱に詰めましょう。

・トマトはへたは多くの細菌が付いているため、へたを取ってから水でよく洗いましょう。

<やっつける=加熱>

・料理は中心までよく加熱をし、細菌をやっつけましょう。肉や魚、卵だけでなく、野菜も加熱をするとより安全です。

今月のイベントと食育活動

もも組・・・とうもろこしに触れる(26日) すずらん組・・・とうもろこしの皮むき(5日) さくら組・・・アスパラの袴取り(22日)

すみれ組・・・パフェ作り(8日) ひまわり組・・・色が変わる魔法のジュース(29日) ゆり組・・・ピザ・トマトソース作り

23日(金)お誕生日会メニュー