おたよりinformation

2月の給食だより

暦の上では春になりましたが、まだまだ寒い日が続いています。2月は一年の中でも気温が低く、体調を崩しやすい季節です。病気への抵抗をつけるためにも、バランスの良い食事を心がけたいですね。冬の野菜は甘みが増し栄養満点です。魚介類も脂がのっていておいしい季節ですので、給食でも旬の食材を取り入れていきたいと思います。

節分の行事食

旧暦では立春が一年の始まりとされ、立春の前日である節分には無病息災を祈って行う豆まきなど、新しい年の厄を払う行事があります。節分に食べる太巻きを「恵方巻き」といい、その年の恵方を向いて無言で食べきると縁起が良いとされています。ご家庭でも子どもと恵方巻きを作って食べ、一年の健康と幸せを祈ってみてはいかがでしょうか。

すみれ組では食育で恵方巻き作りを行います。海苔の上に自分でごはんと具材をのせラップで包んで巻く予定です。今年の方角「北北西」を向き願い事を思いながら話をせずに食べきりたいと思います。

窒息・誤嚥に気をつけましょう

保育園では誤嚥防止のため、豆まきで大豆は使用しません。新聞紙を丸めて豆まきを行う予定です。窒息・誤嚥の危険性は様々なところに潜んでいます。小さな子供の口の大きさは直径約3.9㎝(トイレットペーパーの芯の直径とほぼ同じ)で喉はそれよりも細いため、口の中に入るものはなんでも誤嚥や窒息の原因になる可能性があります。

・粘着性が高く、唾液を吸収して飲み込みにくいもの(例.パン、団子など)

・丸いもの、つるっとしたもの(例.ミニトマト、ぶどう、飴玉など)

・固くて噛みきりにくいもの(例.固い豆、ナッツ類、りんごなど)

上記の特徴、形状を持った食材は特に注意が必要です。保育園では事故を防止するために、食品に応じて小さくカットをしたり、柔らかく調理をしたりと工夫をしています。また、食事の際は水分をとって喉をしめらせることも大切です。そして食べているときは姿勢を良くし、食べることに集中させましょう。物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸い込み、窒息・誤嚥するリスクがあります。子どもの年齢・月齢によらず、普段食べている食品が窒息につながる可能性があることを意識しながら、子どもの食事を見守りましょう。

ゆり組献立メニューのご紹介

2月14日、17日、25日はゆり組全員で考えた、「これが好き」「これが食べたい」を詰め込んだ特別メニューです。前回の食育の三色食品群を思い出してバランスを考えた献立作りが出来ました。メニューを決めるときはです。前回の食育の三色食品群を思い出してバランスを考えた献立作りが出来ました。メニューを決めるときはみんな楽しそうに自分の意見を話していて、「牛乳が苦手な子もいるから麦茶にしよう」「この前の食育でメニューを決めるときにゆずってくれたから今回はあなたの意見でいいよ」など、互いを尊重しあった発言が沢山聞こえてきました。思いやりに溢れたゆり組のメニューが給食に出るのが今から楽しみですね。

14日

<昼>ごはん、ぶりの照り焼き、ささみとブロッコリーのごま和え、キャベツとコーンのスープ、りんご

<おやつ>さつまいも蒸しパン、牛乳

17日

<昼>食パン、カジキフライ、野菜スティック、わかめのスープ、バナナ

<おやつ>フルーツヨーグルト、麦茶

25日

<昼>塩ラーメン、鮭のみそ焼き、ブロッコリーのおかか和え、いちご

<おやつ>型抜きクッキー、麦茶

今月のイベントと食育活動

・もも組  ・・・ 乾麺(うどん)を折る(15日)
・すずらん組・・・ フルーツポンチ作り(17日)
・さくら組 ・・・ きなこくずもち作り(7日)
・すみれ組 ・・・ 恵方巻作り(2日)
・ひまわり組・・・ 切り干し大根作り(21日)
・ゆり組  ・・・ みその味比べ、みそ玉作り(10日)
・3日    ・・・ 節分メニュー
・18日   ・・・ 誕生日メニュー