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5月の保健だより

ネット、スマホのある時代の子育て

コロナ禍で、デジタル機器の需要が一気に高まったこともあり、子ども達にとっても身近な存在となっています。

機嫌が悪い時、家事を済ませたい時、「良くないかな。」と不安に思いながらもスマートフォンを与えてしまう。

今の時代、誰もが経験しているのではないでしょうか。

日本医師会や日本小児科医会が、ネットやスマホに注意するよう啓発ポスターを発表したり、アメリカのミシガン州にある大学のチームが、目への悪影響だけでなく、子どもの情緒的な発達に悪影響を及ぼす恐れがあると研究結果をまとめるなど、怖い情報が溢れています。

デメリットがあることは間違いではないかもしれません。

しかし、ネット、スマホ時代の子ども達、小学校から1人1台、タブレットが与えられている社会では、大人がデジタル機器との付き合い方を教えてあげる良い機会です。

乳幼児期の子ども達は大人がコントロールしてあげることが必要です。

以下の事を意識していきましょう。

  • 1~4歳でのスクリーンタイム(電子機器を見続ける時間)は1日1時間未満にしましょう。
  • スマートフォン等を使用する時間は大人が決め、食事前や就寝前は避けましょう。就寝前のスマートフォン等の使用は、眠りが浅くなり、睡眠障害に繋がる可能性があります。
  • 子どもがスマートフォン等を使っている間、子どもに注意を向けられるようにしましょう。
  • スマートフォン等を長時間見てしまった時は、公園へ出かけたり、自然と触れ合ったり、気分転換をしましょう。