おたよりinformation

2023年12月

秋まつりも無事に終わり、2023年も残り1ヶ月になりました。秋まつりでは、多くの方に志田町ベーカリーのパンを食べて頂きありがとうございました。たくさんの「美味しい」の声や、幸せそうに食べるご家族の姿が見られました。その姿が私たちの安心安全で美味しい給食をつくる源となっています。

味覚が育つ?!出汁

日本の食文化である「和食」。日本の豊かな自然がもたらす四季折々の恵みを生かした和食は、栄養バランスに優れ古くから人々の健康を支えてきました。

給食もこどもたちは和食の進みがよく、たくさん食べています。昆布や煮干し、かつお節からとる「出汁」のうま味を感じるのでしょうか?うま味はたんぱく質、また甘みは炭水化物というように、体が必要とする栄養素の味であり、そのため赤ちゃんも好んで受け入れます。出汁をきかせると、味付けを控えめにすることができるので、小さいころから出汁を生かした食事をすることは、薄味に慣れ、食材本来の味を楽しめるため、味覚を育てる事にもつながるのです。

最近は市販の顆粒だしもいろんな種類があり、手軽に使えてとても便利ですが、素材から取った天然だしとは違い添加物が入っています。1歳を過ぎると大人と同じものを食べ始めると思いますので、顆粒だしを使うこともでてくると思いますが、ぜひ天然だしも活用してみて下さい。また、離乳食には一度にたくさん作り冷凍キューブにしておくと、使う時楽なので気軽に使えるとおもいます。

出汁をとるのは手間がかかるイメージですが、かつお節に熱湯をそそぎふたをして3分ほど放置し、その後かつお節をこすだけでもおいしい出汁がとれます。だし昆布も、前日の夜に細かく刻んで水につけておくだけで、朝にはうまみたっぷりの出汁ができています。ほかにも、干しシイタケや煮干しなどいろんなものからおいしい出汁はとれますので、いろんな「出汁」を使って料理をするのも楽しいと思いますので、ぜひ毎日の料理に活用してみてください。