おたよりinformation

2023年2月

新年が明け、あっという間に1ヶ月が過ぎました。2月は1年で最も寒さが厳しい季節です。体調を崩さない為にも、十分な睡眠、バランスの良い食事を心がけて元気に過ごしましょう。

 

2月3日は節分

節分とは、季節の分かれ目を指し、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを言います。本来は4つあるのですが、冬が終わり、春を迎える大事な意味を持つ立春の前日のみを「節分」と呼ぶようになりました。悪いものや災いに例えた鬼を豆をまいて追い払い、一年の無病息災を願います。

大豆のちから

節分にはかかせない大豆。大豆は「畑の肉」と言われるほど、体を作るもととなる良質なたんぱく質を多く含みます。他にも貧血を防ぐ鉄や生活習慣病を予防する食物繊維など、体にとって良い栄養素が数多く含まれています。また、大豆は様々な食品に加工されています。日頃から積極的に大豆製品を摂取し、元気いっぱいに春を迎えましょう。保育園で人気のある大豆を使った献立を一つ紹介します♪

 

大豆とじゃこの甘唐揚げ

~材料~
大豆水煮   200g
ちりめんじゃこ 30g
片栗粉     20g
揚げ油    適量
砂糖      10g
みりん     5g
醤油      7g
水       10g

~作り方~

1,大豆の水気をキッチンペーパーなどでよく拭き取り、片栗粉をまぶします。

☆ビニール袋を使用すると洗い物を減らすことができ、片栗粉もまんべんなくまぶすことができます。

2,油を温め、ちりめんじゃこをさっと素揚げします。

3,片栗粉をまぶした大豆を油で揚げます。

4,調味料を鍋に入れ、一煮立ちさせます。

5,それぞれ揚げたじゃこ、大豆、一煮立ちさせた調味料を一つのボールに入れて混ぜ合わせれば出来上がりです。

 

食育活動報告

お米屋さんから稲穂を頂いたので、乳児クラスの子どもたちに実際の稲穂を見てもらいました。「これなーんだ?」と聞くと「おこめー」と稲穂の状態で、それが米だと分かっている子供がたくさんいてびっくりしました。きっと園庭で、4,5歳クラスの子どもたちが稲穂を育て、収穫するまでの様子を見ていたからだと思われます。また、おやつでおにぎりを提供した際に、「稲穂は茶色のお洋服を脱ぐと白いお米になるんだよ」と話すと、お米との色の違いに興味を持ち、いつもとは違う感覚や感触で食べている様子が見られました。

幼児クラスでは、おやつで七草粥を提供した際に、七草のイラストと名前をクイズ形式で紹介しました。イラストを出すと「ダイコン!」「カブ!」と元気な声が!初めて聞く名前には驚いている様子も。また、提供した七草粥の中から、同じものを探している姿も見られました。食べ進みも良く、あっという間に食べ終わっていました。